本当に酵素ダイエットって痩せるの?
最近よく「酵素」という言葉を聞きますが、酵素ダイエットというものが人気を集めています。
人気の秘密は「辛い運動などをしなくても痩せられるから」ということのようですが、本当に酵素ダイエットって痩せるのでしょうか?
答えは「正しい方法でダイエットすれば痩せるが、正しい方法でなければ痩せない」が正解でしょう。
つまり本当に酵素ダイエットって痩せるのかどうかは、「酵素ダイエット」の本質を知っているかどうかに関わってきます。
酵素ダイエットの本質とは「置き換えダイエット」です。
つまり、1日3食摂っている食事のうちの1食分を低カロリーで高栄養価のものに置き換えるダイエット方法です。
そしてその置き換えた1食はダイエット食品などを摂取するのが一般的で、酵素ドリンクなどの「酵素ダイエット食品」に置き換えたのが「酵素ダイエット」です。
3食分のうち1食分が低カロリーに換わるのですから「痩せる」という考え方です。
「じゃあ、本当に酵素って痩せるの?」という問いに対しては「NO」です!
なぜかといえば「酵素」とは摂取した食物の消化を助けたり、その栄養を吸収する助けをするもので、「酵素」そのものには痩せる効果は無いからです。
1食分のカロリー摂取が減ったとはいえ、残りの2食で余分にカロリーを摂取してしまったり、飲み会やドカ食いをしてしまえばダイエットにはなりません。
ではなぜダイエットに取り入れられているのかといえば、「酵素」の働きで普段摂取しにくい栄養素が取り入れやすくなり、その結果、新陳代謝や基礎代謝が向上して脂肪などが燃焼しやすくなるからです。
普段摂取している栄養素は「酵素」が無ければ栄養素本来の力を発揮できません。
酵素があって始めて栄養素としての働きをしますから、酵素を取り入れたことによって代謝効果がUPするわけです。
置き換えダイエットによって余分なカロリーが減っていますから、残りの2食で多少カロリーを摂ってしまっても脂肪などの燃焼率を考えれば「痩せやすい」ということです。
勿論、この酵素ダイエットに運動をプラスすればさらに効果的なダイエットになります。
ですから「酵素ダイエットって痩せるのか?」という質問に対しては、「酵素は間接的な役割としてダイエットに効果的」というのが答えかもしれませんね!